この記事を読んでいるあなたは、何かを始めようと思ったとき、すぐに「行動するタイプ」ですか? それとも、いろいろ考えてしまって「行動しない・できないタイプ」ですか?
わたしは、どちらかといえば後者のタイプだと自覚しています。
そんなわたしが、だいぶ前から「やろう、やろう」と思っていて、なかなか始めることができなかったブログですが、意を決してやってみることにしました。
この記事では、わたしのこれまでの思考と行動を振り返り、なぜブログを始められなかったのか、なぜ、いまこのタイミングでブログを書き始めることができたのかをまとめてみました。
わたしと同じように、ブログを始めたいと思っているけれど、「なかなか始められないなあ」とはじめの一歩が踏み出せないようでしたら、まずは最後まで読んでみてください。
わたしなりに見つけたヒントをお伝えします!
これまでブログを始められなかった理由
これまでのわたしは、下記のような理由(言い訳)ばかりが心の中に漂っては、のらりくらりとやり過ごしてきました。
- 時間がない…(そうだよね。忙しいもんね)
- ブログで何を書けばいいのか…(そもそもの話だよね)
- 続けられるか不安…(始めてもいないのに!)
- 炎上こわい…(そんな影響力ないよ、キミ。あと、饅頭こわいみたいに言うな)
つまり、わたしの中には、ブログをやりたい自分がいるにもかかわらず、起きてもいない未来のことばかりに気を取られている自分がいて、それが「黒い水」として心の奥底にたまっては自分自身に嫌気がさし、気持ちがモヤモヤっとした状態になって一歩が踏み出せないでいました。
そういった気持ちにはなりたくないと思い、時間のある年末年始にブログを始めようと意気込み、管理画面へログインし投稿画面を開くものの、今度はブログの「デザイン」や「カテゴリー設計」が気になりだし、何かカッコいいWordPressテーマや、カテゴリー設計に役立つ情報がないかを調べては、それだけで満足し結局ブログをやらないという最悪のパターンを、もうかれこれ5〜6年は繰り返していました。
いま、ブログを始めることができたきっかけ
そんな感じで、まったく上がらない重い腰をようやく上げることになったきっかけは、このコロナ禍のなか、これまで以上に考えることが目の前にある状況で「何をしたいか」「何を優先してやるべきか」「やり残しはないか」など自分と向きあえたことが一番大きいと感じています。
ただ、2020年4月に緊急事態宣言が発出されたころは、ブログのブの字は頭にはなく、普段、手をつけられずにいた破れた網戸の張り替えや観葉植物・多肉植物の鉢替え、収納スペースで眠ったまま活用できていない物(不用品とは言いたくないの…)をメルカリとジモティーを駆使して整理していました。
いま思えば意外と充実した日々を過ごしていて、そのときの心境としては、「目の前にある、やるべきことを淡々とやる」ということに焦点を絞り、いつになく主体的に行動していたように思います。
その心地よさが、わたしをより行動的にし、なかなかモチベーションが上がらなかった日本語教師養成講座のe-ラーニング動画での勉強にも真剣に取り組むようになり、いまでは通学授業も楽しく通っていて思わぬ効果を実感しています。
わたしなりに見つけたブログを書き始めるヒント
例をあげてもう少し具体的に説明しますね。
野球やバスケ、サッカーなど、球技のスポーツ中継を観ていると「守備から攻撃のリズムを作る」ということをよく耳にします。(スポーツをテレビ観戦しない方、ゴメンなさい…)
この言葉をわたしにあてはめて考えた場合、以下のように置きかえると納得がいきました。
- 手つかずだったものを片付けることを「守備」
- ブログを書き始めることを「攻撃」
つまり、わたしの身の回りで手つかずであった「もの・こと」に対処することで、ブログを書くための「リズム(環境を整えて心穏やかになった)」が作られ、それが巡りめぐって、いまこうしてこの記事を書いていることにつながったのです。
もし、ブログを始めたいけどなかなか踏み出せないようでしたら、いきなりブログで記事を書こうとはせずに、自分の中にある「優先してやりたいこと」や「気になっていること」を明らかにし、良いリズムを作れそうな「もの・こと」から取り組んでみるのはどうでしょうか。
ブログ再デビューの記事を最後まで読んでいただきありがとうございました。
はじめは、2021年の抱負を書こうかと思っていたのですが、日が経つにつれて出遅れ感が半端なく、方向転換をしてこのような内容の記事になりました。
ひとまず最後まで書ききることができたので、ホッとしたというのが正直なところです。
書いていて、ブログに限らず何か新しいことを始めるときのヒントになるかもしれないということを感じました。